脂肪吸引にもいろいろありますが、超音波を利用して脂肪吸引を行う方法があります。超音波を患部に当てることで、脂肪が破壊され吸引しやすくなるというメリットが存在するためです。
超音波を利用した脂肪吸引は体内外式脂肪吸引によるものです。基本的には体内式脂肪吸引と体外式脂肪吸引のどちらかが行われることになりますが、どちらも体にメスを入れなくてはならないので、ダウンタイムがあります。そのためにしばらくは激しい運動などは禁止され、日常生活でも不便に感じることがあります。当然しばらくの間はアルコールは禁止しなくてはいけません。
しかし体内外式脂肪吸引は、通常の脂肪吸引と違い効率よくきれいに脂肪を体内から吸引することが出来るため、大変効果的な手術でもあります。体内外式脂肪吸引を行う場合には、どのようなメリットやデメリットがあるのかをしっかり理解して、医師のカウンセリングを受けてから手術に臨むようにしてください。
体外式と体内式の相違点
体内外式脂肪吸引は超音波を利用した方法ですが、体外式脂肪吸引と体内式脂肪吸引では大きく違うところがあります。
体内式脂肪吸引の場合脂肪を壊すための超音波装置を体内に入れます。超音波メスを改良したもので、直接脂肪に超音波を送り込み壊していきます。しかしこの方法の最大のデメリットは体内での火傷でした。これが大変危険を伴うので、現在ではほとんどの病院で行われてはいません。
体外式脂肪吸引は皮膚の外から超音波を当てる方法です。この場合も火傷は起こりますが、体内式よりも軽度で術後の経過も観察しやすいです。当然ダウンタイムがあり1週間から2週間ほどは痛みや内出血、腫れなどがあります。最初の3日ほどはテーピングやガーゼなどをして置き、感染症を防ぐためにお風呂などは入れません。その後はシャワーなどから徐々に体を慣らしていきます。体内式脂肪吸引もほとんど同じようなダウンタイムですが、こちらの場合はつねに合併症の危険が高く、術後の経過が分かりにくいです。
体内外式脂肪吸引は少し大掛かりな方法ではありますが、効果は高く吸引箇所が凸凹になりにくく、きれいに仕上げることが出来ます。
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