ＮＩＣＲはふくらはぎを細くする整形方法の一つです。ふくらはぎが太い方の場合、脂肪が原因で太くなっている方、筋肉が発達して太くなっている方の2パターンに分かれます。そして多いのが後者の筋肉発達型です。ふくらはぎは身体の中でも割と筋肉質な部分なので、昔から運動をしていた方などは筋肉が発達して太くなっている可能性があります。その場合、細くするために脂肪吸引をしても効果はありません。
この際に有効な整形方法がＮＩＣＲです。ＮＩＣＲはふくらはぎの筋肉を太くしている神経を高周波によりブロックすることで筋肉の発達を抑制し、ふくらはぎ全体をスッキリさせます。この方法は脂肪吸引とは異なり皮膚のたるみや凸凹感が出にくい施術になっています。施術自体もメスを入れるわけではないので初めての方でも抵抗なく受けられる施術です。しかし、どんな施術にも成功もあれば失敗もあります。また、整形にはリスクがつきものです。もし受けるのであれば、そういった点も踏まえた上で決める必要があります。
失敗例の原因を知っておく
ＮＩＣＲの失敗例としては、一つに細身効果が現れないことです。ＮＩＣＲは神経ブロックという施術なので、術後すぐに効果が現れません。効果が現れるのは個人差がありますが一ヶ月後から三ヶ月後くらいになります。その間になっても細くなってこない場合があります。その原因の一つとしては、太さの原因が筋肉ではなく脂肪だからです。このようにならないためにはあらかじめ自分のふくらはぎの太さの原因を確認しておく必要があります。
また、他の例としては効果が出てきても左右のバランスが異なる場合があります。元々筋肉のつき方は左右全く同じではないので多少の違いはありますが、全く異なる場合は施術の失敗によるものです。その場合はすぐに施術先のクリニックに相談して下さい。再手術をしてくれる可能性があります。このように一見簡単そうな施術に思えるＮＩＣＲにも失敗する可能性はあります。そうならないためには経験を積んだ信頼できる医師を選ぶことをおすすめします。
ＮＩＣＲで起こりうる失敗例、「左右差」とは？
手術によって左右差が出ることがあります。
ＮＩＣＲとは、ふくらはぎの収縮術の中でも、切開しないで行うことが出来る手術です。
ラジオ波を使用して、ふくらはぎの筋肉を縮小することで、ふくらはぎのラインを細く修正していきます。
切開せずに行える手術のため、手術後の傷跡が残る心配などはありませんが、医師の技術力によっては左右差が出てしまうというリスクがあります。
左右差が大きい場合には修正手術が必要となってくるので、体の負担が大きくなります。
仕上がりの状態がでこぼこ
ＮＩＣＲでは、ラジオ波を使用してふくらはぎの筋肉の縮小をしていきます。
ふくらはぎの外側だけでなく、内側への効果も発揮するので、希望するラインを作りやすいというメリットがあります。
しかし、この手術では、ラジオ波の照射にムラがあったり、医師の技術力が低い場合に、仕上がりの状態がでこぼこになってしまうというリスクもあります。
でこぼこの状態がひどい場合には、見た目も不自然になってしまいます。
歩行障害のリスクとは
ＮＩＣＲにおいて最も注意したいのが、手術後の歩行障害のリスクについてです。
この手術においては、医師の技術力や正しい知識をきちんと持っていることが大切になってきます。
未熟な医師による手術の場合、神経組織に影響を与えてしまい、歩行障害や一時的な知覚障害を発症してしまう可能性もあります。
多くの場合、時間の経過とともに症状が改善されて行きますが、まれに症状の改善が見られない場合もあります。
おすすめのリスク回避法
ＮＩＣＲのように、切開を行わない手術であっても、様々なリスクが伴います。
このリスクの多くは、医師の技術力や、知識の豊富さでカバーできるものもあります。
少しでもリスクを軽減するためにも、医師の選択を慎重に行うことがおすすめです。
手術の技術力が高く、手術への経験回数が多い、正しい知識を豊富に持っているような医師であれば、手術への判断力も正しく行うことが出来、手術に対してのリスクも軽減することができます。
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