脂肪吸引(リポサクション)とは脚、お腹、二の腕などの部分やせのためにカニューレという細い管で脂肪を吸い出すことですが、カニューレの先端からベイザー波という超音波を出しで脂肪を軟らかくしてから吸い出す方法をベイザー脂肪吸引と言います。このベイザー脂肪吸引ではベントエックスという特殊なカニューレを使用することから、ベントエックスリポサクション(ベントエックス脂肪吸引)と呼ばれています。ベイザー波のために細胞組織をバラバラにせず脂肪吸引するために、施術後、吸引した部分の細胞が網の目状態のままであるため、組織が相互に引き合い、たるみなどが生じません。また浅い層をも吸引できるためにでこぼこも発生しません。ただ吸引の量によっては、皮膚が硬くなってしまう症状が起こってきます。これが「拘縮(こうしゅく)」と呼ばれるもので、皮膚の回復期で生じるものです。そのため皮膚を柔らかく滑らかにするためのアフターケアが必要になってきます。基本的には、ベントエックスリポサクションであっても、マッサージやストレッチが効果的です。
2つの機器
ベントエックスリポサクション(ベイザー脂肪吸引)のアフターケアとしてのマッサージは、皮膚の硬いと感じる部分を指圧するものです。ぐりぐりと押して痛みを感じるくらいの指圧が効果的です。また二の腕や内ももならば、ゆっくりと皮膚を伸ばすような感じのストレッチが良いでしょう。拘縮は自然と治るものですが、マッサージやストレッチより効果が上がると言われるのが機械を使用したものです。例えば「インディバ」という高周波温熱機器は、脂肪吸引後の部位に高周波を当てて血行が促進されて拘縮を治すものです。もうひとつは、「エンダモロジー」です。機械マッサージで血液やリンパの流れを促進します。機械を利用したものは、費用が高くなりすぎるので、機械によるアフターケアに対して医師がどのような対応をしているのかを慎重に聞いておくべきでしょう。ベントエックスリポサクションには、そこまでマッサージの必要性はないと言う話もないわけではありませんが、拘縮と言う現象は基本的には、回復現象でもありますので、必要最小限度であってもマッサージやストレッチのやり方を医師からよく聞いておくことが必要とされるでしょう。、
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