サーモコン(TCR)は主に下腿部筋萎縮術の一つとして行われています。つまり、ふくらはぎの痩身に使われますが、その理由は、ふくらはぎの痩身こそ、サーモコン(TCR)のメリットが大きいからです。なぜならば、通常、痩身というと、小さな穴を開けて金属の棒を挿入し高周波で脂肪細胞を溶かしてから吸引する方法が一般的ですが、ふくらはぎだけはそれですまないことが多くあります。その理由は、ふくらはぎには、脂肪細胞は少なく、あるのは内側と外側の腓腹筋とヒラメ筋という3つの筋肉や神経が多く存在し、そのために、脂肪の吸引だけでは効果が出ないことがほとんどだったのです。その結果、痩身のために筋肉そのものを少なくするのが、下腿部筋萎縮術であり、サーモコン(TCR)もその一つです。そのようなことから、サーモコンを受けられるメリットは、ふくらはぎを小さくしたいとか、脂肪吸引だけでは効果がなかったという人のふくらはぎの確実な痩身に大きなメリットがあります。
どんな施術法なのか
ふくらはぎの痩身は、筋肉や神経が主に存在して、脂肪吸引だけでは効果が出ず、筋肉の神経を切除して減らす必要があります。それらの方法を下腿部筋萎縮術といいます。サーモコン(TCR)も、下腿部筋萎縮術の一つです。ほかの下腿部筋萎縮術として「筋肉切除法」や「神経切除方」が有りますが、その中でも、サーモコン(TCR)のメリットは、なんといっても、メスを使わずに筋肉を小さくできることですそのため、ダウンタイムの痛みもだいぶ楽です。例えば「筋肉切除法」では、膝の裏面に2㎝の開口部をつくりそこから、筋肉そのものを削除し取り出します。すると、筋肉を切り取ったわけですから、手術後2週間は、歩くときには当然、ふくらはぎの痛みが強く、歩行するのが難しい場合があります。その場合は、松葉杖や車いすを使うことになります。しかし、サーモコン(TCR)の場合は、メスは使わず、3ミリ程度の穴を2~4つほどあけて針を挿入しそこから高周波を流して筋肉を焼くことによって筋肉を小さくしてしまう方法です。傷も縫合する必要がなく、傷跡が残りません。そのため、他の二つの方法よりも、楽というのが得られるメリットです。
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