外科的手術によって痩せる方法はいくつかありますが、脂肪吸引が最もポピュラーな方法ではないでしょうか?メスで体内に脂肪吸引を行うためのカニューレを体内に入れて、脂肪を吸いだします。脂肪吸引にもいくつかの種類があり、最も一般的に知られているのは、超音波を使った体内外式脂肪吸引です。厳密には体外式か体内式のどちらかを選択することになると思います。
体外式は体の外部から超音波を当てる方法で、体内式は体の内部から超音波を当てる方法です。体内式の場合、超音波メスを改良してカニューレから超音波を発生させています。
体内外式脂肪吸引のメリットは、どちらも超音波を使って脂肪を取りやすくしている点です。そのためきれいに脂肪を体内から取り除くことができますし、脂肪細胞そのものを減らしているので、リバウンドが起こる可能性もとても低くなっています。さらに細かく体内式と体内式でも違いがあり、メリットがそれぞれにあります。
施術も一長一短
体内外式脂肪吸引の場合、超音波で脂肪を取りやすくしている点では同じですが、超音波を体内から当てるか体内から当てるかが大きく違うポイントです。
体内式の場合、直接体内で脂肪に超音波を当てているので、効果はとても現れやすく、脂肪も取りやすいというメリットがあります。また痛みなどがあまり起こらず、患者の精神的不安を取り除きやすいこともメリットです。しかし超音波を使うことで、体内で火傷を負うリスクがあり、これによって感染症などの危険が高まります。また、手術後の経過観察も行いにくいです。そのため体内式はほとんどの病院で行われていません。
一方体外式は、それら体内式のデメリットを解決するために作られた方法で、きれいに脂肪も取り除けますが皮膚の表面火傷を起こしてしまう可能性があります。
現在では体内外式脂肪吸引以外にも、チューメセント法と言って薬を使用することで脂肪を溶かす方法などもあり、それぞれが一長一短となっています。
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