筋肉削除術(ふくらはぎ)はふくらはぎの筋肉を削除することで、足を細く見せるための手術です。この方法は脂肪吸引とは違い、筋肉を減らすということで、筋肉質の方に有効な方法です。
皮膚を切開して目的となる筋肉をメスなどによって切り取ります。ふくらはぎには、内側腓腹筋と外側腓腹筋とヒラメ筋の3つの筋肉があり、筋肉削除術(ふくらはぎ)ですと、その3つの筋肉を均等に切って削除することが出来ます。特定の方向のみを細く見せたい人よりは、足全体を細く見せたい人に効果的です。しかし、筋肉に大きく傷をつける手術になるので、TCRや神経切除術よりは長めのダウンタイムが必要になってきます。
神経切除術は特定の筋肉の細くするのに有効な方法で、該当する部分の筋肉の神経を切り、筋肉が動かなくなるようにします。そうすることで、徐々に筋肉が退化していき、やがて細くなっていくという原理です。
TCRは筋肉を電気的に焼いてしまうことで、その働きを失わせる方法です。この方法も徐々に筋肉が退化していき、やがて細くなっていきます。
術後の安静が重要
筋肉削除術(ふくらはぎ)では筋肉にメスを入れているので、長めのダウンタイムを必要としてくることがあります。順調に回復していけば2か月程度で元通りの生活に戻れますが、手術直後は筋断裂を起こしたのと同じ状態なので、なるべく足を使わないようにしておく必要があります。テーピングなどで保護されますが、歩くたびに鈍い痛みがあり、動かしすぎると血が止まらず酷い内出血を起こしてしまいます。また炎症なども起こるため、患部が腫れて熱くなっていることがあります。
そのためできるだけ足を使わないようにし、冷やしたりすることで腫れや痛みを抑えるようにしましょう。激しく痛む場合は、医師に診てもらい痛み止めなどをもらうようにしてください。また内出血がひどい場合には、内部で血が溜まってしまう可能性があります。これも腫れなどの原因になるので、医師に診てもらい血を抜くなどの処置が必要な時があります。
筋肉削除術(ふくらはぎ)は術後の経過をよく見ておき、安静にしておく必要がある手術です。
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