筋肉削除術(ふくらはぎ)とは筋肉の削除を行うことで、該当する部分を細く見せる手術のことです。メスで切開し、自分が細く見せたい部分の筋肉を切り取ることで足を細くします。その方法は筋肉そのものを少なくするので、筋肉量が多くて足が太い方には有効です。
しかし、削り取られた筋肉は筋断裂と同じ状態になっているので、むやみに動かすことはできません。手術後はテーピングなどで固定してあり、3日から1週間ほどしたら外すことが出来るでしょう。お風呂もあまり長い間入っていると、内部の傷口が温められ血が溜まっていしまいます。同様にお酒も血行を良くし、出血量が増える原因になるために避けたほうが良いです。必要に応じて、血を取り除く処置を行うこともあります。無理に動かしたりすると、術後の経過も良くなく、通常1ヶ月程度で治まってくる痛みや腫れなどが、なかなか治まらない原因にもなります。
筋肉削除術(ふくらはぎ)では、その手術の大掛かりさゆえにアフターケアが重要になってきます。できるだけ安静にして、無理をするのはやめましょう。
脂肪の少ない方は要注意
足を細くする方法は、脂肪吸引もその一つとして候補です。この方法は脂肪をカニューレというという治具で吸い上げるので、切開する場所が小さく比較的傷跡も目立ちません。しかし、脂肪の多い方には有効ですが、少ない方には効果はありません。
脂肪では筋肉が多い方には、筋肉削除術(ふくらはぎ)を行います。効果的に足を細くすることが出来ますが、切開部分が大きく、腕のいい意志でなければ失敗する確率も上がります。特にアフターケアを重要で、衛生的に気を付けないと感染症の危険もありますし、日常生活でも無理をしないようにしなくては、かなり痛みが長引いてしまいます。
最近では失敗やリスクの高さから、このように筋肉削除術(ふくらはぎ)を行うことは少なくなってきています。もっと傷口が小さく、アフターケアの簡単な、筋委縮術を使うほうが望ましい場合も多いです。筋肉削除術(ふくらはぎ)を行う場合は、医師との入念なカウンセリングを行って、納得のいく形で受けるようにしてください。
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