脂肪吸引の名医相談所-お腹や太ももや二の腕への効果・失敗

脂肪吸引 ハイパーインフレート法は、チューメセント法をより進化させた脂肪吸引法です。チューメセント法では、止血効果のあるエピネフリンと麻酔効果のあるリドカイン溶液等を生理食塩水で薄めて、脂肪をふやかす為に皮下に注入されます。量としては、ふやかす脂肪の1~3倍ほどになり、その後に脂肪細胞を吸引します。この吸引法が確立されたことにより、施術の際の輸血が必要なくなり、気軽に安全な脂肪吸引施術を受けられるようになったわけです。脂肪吸引 ハイパーインフレート法は、チューメセント法よりも表層や中間層の広範囲な脂肪吸引が可能になっており、修正が必要な吸引ムラも発生しにくいというメリットがあります。脂肪吸引 ハイパーインフレート法は、麻酔薬と止血剤、そして生理食塩水を混合した溶液を皮下脂肪層に注入します。脂肪をふやかすのではなく、浮かせながら吸引する事で、チューメセント法よりも安全で多くの量の脂肪を吸引できるわけです。この方法により、従来どおり止血を行いながら吸引するので、施術の安全性は確保されています。

メカニズム

脂肪吸引 ハイパーインフレート法は、脂肪を浮かせることで均一に吸引できるので、施術後の肌がでこぼこする事もなく修正をする必要も無いわけです。但し、施術にはドクターの高い技術が求められるので、実績のあるクリニックで受けることが大切だと言えます。施術後は、通常、腫れやむくみが2週間ほど続きますが、個人差によってダウンタイムは違ってきます。また、脂肪吸引 ハイパーインフレート法は、単独で実施される事は殆ど無いので、PAL法などと併用して行われます。PAL法は、高速振動する機器を脂肪吸引のカニューレに付けて、浮かした脂肪細胞を吸引します。術後2週間は、内出血を防ぐ為にコルセットや包帯などで部位を圧迫して、感染症予防の抗生物質などを服用する事になります。それが過ぎて吸引部位が拘縮期になればマッサージをする事が可能になるので、最終仕上げ施すことになるわけです。術後の経過には、部位や施術法によっても個人差があるので、異常を感じたら速やかにドクターに相談する事が重要です。