大根足修正(ふくらはぎ)にはいくつかの方法があり、それによってダウンタイムも大きく変わってきます。
一番簡単な方法は脂肪吸引です。この場合、チューメセント法によるものが一般的です。チューメセント法は、体内に止血作用のあるエピネフリンや、麻酔効果のあるリドカイン溶液などを生理食塩水で薄めた溶液を注入し、脂肪を柔らかくしてから脂肪吸引を行う方法です。この場合、どのような脂肪吸引を行うかによってダウンタイムは多少前後しますが、1週間から2週間あれば大丈夫です。
ベイザー脂肪吸引のように体内で超音波を利用した体内式脂肪吸引法の場合は、体外で超音波を使う体外式脂肪吸引よりも若干ダウンタイムを長くとる必要があります。体内組織の損傷、特に火傷などの心配があるので、術後は激しい運動やアルコールを控えて、丁寧に見ていく必要があります。
また、大根足修正(ふくらはぎ)を脂肪吸引で行う場合は皮膚表面がデコボコしないように、技術のある医師にお願いする必要があります。
効果絶大だが高リスク
脂肪吸引で大根足修正(ふくらはぎ)の効果が望めない人は、筋肉切除術か筋肉委縮術を受ける必要が出てきます。これらは脂肪によってふくらはぎが太い人ではなく、筋肉によってふくらはぎが太い人に有効です。
脂肪吸引よりは大掛かりな手術になりやすいため、ダウンタイムの長めにとる必要があります。どの方法を利用しても1か月から2か月は必要といえます。
特に筋肉切除術の場合、筋肉をメスなどで切り取って取り除きます。そのため筋肉に直接ダメージが与えられ、腫れや痛み内出血などが筋肉委縮術よりもひどくなります。また歩行すると、筋肉が激しく痛む場合があるので、しばらくは安静が必要な時もあります。
筋肉委縮術には2つの方法があり、高周波によって筋肉を焼いてしまって動かなくする方法と、筋肉につながる神経を切ってしまう方法があります。どちらもふくらはぎに関係する筋肉を動かなくすることで、筋肉が徐々に退化していき、やがて細くなっていきます。
筋肉を減らして大根足修正(ふくらはぎ)を行う場合は、失敗したときの後遺症が大きい反面、効果も絶大です。医師とのカウンセリングを十分に行ってから受けるようにしてください。
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