脂肪吸引の名医相談所-お腹や太ももや二の腕への効果・失敗

脂肪吸引とは美容整形などで行なわれる術式で、カニューレと呼ばれる器具を体内に挿入して脂肪細胞を吸引して除去するというものです。脂肪吸引の基本は脂肪を吸引し除去することですが、ここでポイントとなるのが脂肪を除去しやすくする方法で、そのひとつが超音波エルコニアレーザーを利用するものです。超音波エルコニアレーザーは脂肪吸引を行う前に行うもので、脂肪を溶かしやすくすることで、脂肪を吸引しやすくするといったものです。超音波エルコニアレーザーを数分間照射することで脂肪細胞の膜に穴を開けて液化させることができ脂肪が吸引しやすいメリットがあります。
一方でこれらを用いた場合には、脂肪細胞が破壊されるため修正が困難になるといったケースがあります。特に脂肪吸引の効果を高める方法ですので、カニューレを用いた方法では医師の技量が大きく関わってきます。脂肪細胞を破壊するのでカニューレを用いないで体内に吸収させるという方法もありますが、一度壊れた細胞が元に戻るには時間が掛かるため修正が難しい方法といえます。

危険性は低い施術法

超音波エルコニアレーザーそのものは、比較的安全な装置であり、この装置を用いることによるリスクは低いといえます。一方でカニューレを使って脂肪細胞を吸引除去する場合にはさまざまなリスクがあることに留意する必要があります。特に多いのがボディラインがスムーズにならないというもので、皮膚がデコボコになるといったケースがあります。超音波エルコニアレーザーを用いることで、脂肪を液化してから吸収するので、従来の方法に比べて仕上がりがデコボコになるリスクは低いとされますが、まったくリスクがゼロというわけではありません。また修正する場合には、再度脂肪吸引をすることになります。また吸引によって皮膚がたるんだ場合などは皮膚除去を行ったりすることになります。
いずれにしても超音波エルコニアレーザーは、脂肪吸引をしやすくするために行う施術であり、施術することそのものによるリスクは低いですが、脂肪吸引を行う医師の技量によって修正が必要な結果になる場合があります。