現代は、ダイエットも含めて痩身技術はとても人気です。その方法にはさまざまな種類がありますが、大きく分けて二つの種類が有ります。
それは、「切る方法」と「切らない方法」です。切る方法とは、ウルトラゼットのように痩身したい箇所にごく小さな穴を開けて金属の棒を差し込んで、脂肪を溶かして棒から吸引する方法です。
一方で、切らない方法とは、痩身箇所の表面に装置を押し当てて、高周波によって脂肪を溶かしそのまま体内でエネルギーとして利用したり尿や便として体外に排出してしまう方法です。切らない方法は体に傷がつかない分、安全ですが、どうしても、一回だけでは効果が出にくいというデメリットがあります。
確実に効果を出すためには、切る方法、または切るといってもウルトラゼットのように穴を開けて溶かし吸引してしまう方法の方が、確実に一回で痩身できるメリットがあります。そのため、ウルトラゼットについて理解しておくと便利です。
小さな穴で脂肪をごっそり取る
ウルトラゼットは超音波で脂肪を溶解してからカニューレで脂肪を吸引する方法で、韓国で開発された脂肪吸引マシンです。
痩身したい箇所に3ミリほどのごく小さな穴を開けて金属の棒を皮膚の下に差しみ、高周波をかけて脂肪細胞を溶かして液状にしてから、カニューレという注射器のようなもので吸引する方法です。
この方式を使った吸引機は沢山ありますが、特にウルトラゼットは、通常のものよりもかなり効率的に多くの脂肪を吸引することができることが特徴です。つまり、ウルトラゼットのメリットは一回の施術で大量にごっそり取れることにあります。
その秘密は、キャビーテーションを使っていることです。キャビテーションとは、液体の中に細かい泡を発生させ、その泡の力で細胞を破壊させる現象のことです。この現象を使うと、高周波だけのときよりも、脂肪がさらに小さな液状になって溶けていくために一回の施術で大量の脂肪が取れます。
このように、泡を使って効率的に取れるために、脂肪以外の周りの他の組織を傷つけることが少なく、内出血も少なくてすむところがメリットです。
内出血、痛み、腫れなどが非常に軽い
ウルトラゼットのメリットは、超音波によって脂肪組織だけに効率よく溶かして液状化させ吸引するため周辺組織へのダメージがほとんどありません。
従来の施術による脂肪吸引では、吸い取ったものの中に血液などが含まれていましたが、その点もごく少量で身体への負担が少なくなっています。
神経や血管のダメージが少ないため、施術後におこる皮膚のでこぼこ、内出血、痛み、腫れなどが非常に軽くなっています。
従来の脂肪吸引と比べてダウンタイムは5~10日ほどで筋肉痛のような痛みが3日間ほど続く場合がありますが、日常生活に支障はありません。シャワー等も施術当日からできるほど、手軽な脂肪吸引法です。
リバウンドが無い
ウルトラゼットのもう一つのメリットは液状化した脂肪を吸引するため、従来の脂肪吸引より多くの脂肪を取り除くことができます。一度の施術でサイズダウンを実感できる脂肪吸引でもあります。
皮下脂肪の90%までの脂肪除去が可能なため、今まで施術困難だった部位、再手術の部位も除去することができます。頬、あご、首、二の腕、腹部、お尻、背中、大腿部、ふくらはぎ、ひざ、足首なども施術可能で、理想のスタイルが思いのままになります。
ウルトラゼットは施術後の皮膚のたるみがなくリバウンドをすることがないため、半永久的にボディラインを保つことができます。
脂肪細胞の数は3歳ぐらいまでに決定し、それ以降ほとんどかわることはありません。痩せたり太ったりするのは、脂肪細胞が膨らむか縮むことによっておこります。しかし脂肪吸引法は脂肪細胞そのものを除去してしまうため、リバウンドの心配がありません。
ウルトラゼットは理想的な脂肪吸引法ですが、韓国で開発された技術のため日本では症例数が少なくことが問題点です。
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