シリンジ脂肪吸引は、脂肪吸引の一つで、カニューレを使わないで、注射器の陰圧を利用して脂肪を吸引する方法です。
カニューレを使用しないため、皮膚を切開する必要がなく、ダウンタイムも少ないのが特徴です。
シリンジ脂肪吸引法は、吸引によって皮下組織を傷つける危険性が低く、術後の回復が早いというメリットがあります。またカニューレではなく、注射器を使用するため、脂肪の吸引量も正確にわかります。手作業で施術を行うため、デリケートな部分の吸引も行えるというメリットもあります。
ただカニューレを使用しない反面、大量に脂肪を吸引することはできません。もし大量の脂肪吸引を行いたい場合には、ほかの方法をおすすめします。
シリンジ脂肪吸引法は、まだ熟練した医師は少なく、技術の低い医師が施術した場合、失敗するリスクも伴います。そのため、施術をする前には、技術の高いクリニックや医師を選び、しっかりとカウンセリングすることが大切です。
機材選択で効果が左右される
ほかの脂肪吸引と違い、シリンジ脂肪吸引をする場合には、顔などの小さな部分が多く、両頬で25万円前後が相場となっています。
カニューレを使って行う脂肪吸引とは違い、少量の脂肪を吸引するのに適しています。
従来のような大きな吸引器を使うと、多くの脂肪がとれる反面、雑な仕上がりになってしまいがちですが、シリンジ脂肪吸引の場合、数CC単位で吸引する量を調整しながら、脂肪を吸引できるため、きれいな仕上がりが期待できます。
機械による脂肪吸引のように、無理に脂肪を吸引することもないたまえ、血管や皮下組織を傷つけることなく、手術後の皮下出血や痛み、腫れが少ないというメリットがありますが、中には数回の施術を行っても、変化を得られない場合もあり、注射をした箇所の皮膚があざのように変色してしまうなどのリスクも伴います。
このため、あざができやすい体質の人や、太っている原因が皮下脂肪ではない場合には、違う方法をおすすめします。
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